軽自動車VSコンパクトカー どっちがお得?
進化する軽自動車とて必ずしもベストではない!
今や国民車の地位を手にした軽自動車。
「クルマは軽で十分。」という人も少なくありません。
確かに、一昔前の軽自動車なら衝突安全性の問題を
抱えていたり、高速道路の制限速度が低いなど
「多少の不便さや危険を承知の上で乗る」
といった乗り物でした。
しかし、1998年に行われた「安全性改善のための規格改正」
により、軽自動車のサイズは全長で10センチ、車幅で8センチ
拡大されました。
このおかげで小型車並みの衝突安全性を持ち、同時に
高速道路の制限速度も普通車と同じ100㌔になりました。
合わせて室内も広くなりコンパクトカーよりも広いという
軽自動車が今やいくらでもあります。
こんな説明なしでも実際の軽人気は国産メーカーの
販売台数を見れば一目瞭然です。
とはいえ、これらの状況を踏まえたうえで、もし
「軽自動車かコンパクトカーか購入を迷っています。」
といった相談をされたならこう答えたます。
「必ずしも軽自動車がベストではないですよ。」
軽自動車とコンパクトカー それぞれの長所と弱点
大事なのは自分のニーズに合ったものを選ぶことです。
次に、わかりやすいように両者の長所を挙げて
比較してみたいと思います(^^)/
軽自動車派の人々
典型例はクルマを近所の足と割り切っている方です。
家族で移動する場合には別のクルマがあるという人なら
ランニングコストが安い軽自動車のメリットを最大限に
引き出せます。
同様に奥さんの買い物といったチョイ乗りとして使う
のにも向いています。
そして若い人にもおススメです。
軽はダサいなんていう考えはもう古いです。
確かに今でも軽は弱者という風潮がないわけでは
ありませんが、任意保険が安いという大きなメリットが
あります。
車両価格が高いクルマで車両保険にも加入する
となるとその差は大きいです。
クルマを道具としてみる若年世代にはピッタリです。
最後に趣味のクルマとして軽自動車を使う場合です。
維持費のネックを解消でき、セカンドカーとしても楽しめる
ような車種が次々登場しています。
オープン2シーターのダイハツコペンや、小さくても本格的な
クロカン4WD スズキジムニーなどは、嬉しいことに手放す
際にも意外な高値がつくケースがあります。
コンパクトカー派の人々
一家に一台のマイカーとして使う場合や、4人乗車を
よくするというのであればコンパクトカーがおススメです。
※スズキのコンパクトカー ソリオの室内です(^^)/
いくら軽が広くなったとはいえ4人乗車すれば人数分の
荷物もあり、コンパクトカーと比較するとやはり余裕が
なくなってしまいます。
車両価格も今や200万を超える軽の登場により
通常であれば軽の上級グレードと同じくらいで
コンパクトカーが買えます。
高速道路や長距離を走る機会が多い方もやはり
小型車がよいかもしれません。
また、軽自動車とコンパクトカーを比較するとよく燃費の
問題になります。
「軽自動車の方が燃費がいい。」
そう思われている方が多いですが、それは必ずしも
正しくありません。
660ccのエンジンでは車体重量対する余力がないので
燃費を稼ぎにくいからです。
そのためメーカー発表の値は上かもしれませんが、
実際の公道ではハイト系と呼ばれる重たい軽自動車よりも
コンパクトカーの方が燃費が上回るケースが往々にある
ことも知っておいてください。
最後までお読みいただき有難うございます。
ご自身の使い方に合わせてよく考え、どうか最高の一台が
選べますように(^^)。
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