パジェロの買取相場
パジェロの買取相場
4代目(2006年-)
V83・87・88・93・97・98W型
特徴
シャーシ、サスペンション、四輪駆動システムなどは
先代から踏襲し、プラットホームは改良が加えられました。
他メーカーがクロスオーバーに方向をシフトする中、本格的な
クロカン車として5速MT設定も残しました。
人気のグレードはやはり 「EXCEED(エクシード)」 で、販売台数の
半数、約5割程度を占めています。
先代からのフルモデルチェンジスパンが長く、グレード体系の
見直しや、エクステリアの変更などを重ねています。
査定相場
~220万円
3代目(1999年-2006年)
V63・65・68・73・75・77・78W型
特徴
TBS系列、東京フレンドパークのダーツ景品のモデルですね。
3代目シャーシは、ラダーフレームからラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ
(モノコックボディにラダーフレームを熔接した形)へ変更になりました。
さらに進化したスーパーセレクト4WDが生み出す、オンロードから滑りやすい
路面への変化に応じた高い安定性と旋回性が評価されました。
余談ですが・・・
この3代目モデル時期、三菱のリコール隠しが発覚し、世間に
大きな不信と衝撃を与えてしまいます。
査定相場
~58万円
2代目(1991年-1999年)
V14・24・34・46V/21・23~26・43~46・55W/24・26・44・46・47WG/23~26C型
特徴
世界初のスーパーセレクト4WDやマルチモードABSなどが
採用され るなど、当時すでに駆動機能としては最高水準の技術域に
達していました。
先代の爆発的なヒットのおかげでさらに開発が進み、居住性、操縦安定性、
動力性能が大きく向上しました。
査定相場
データなし
初代(1982年-1991年)
L044・049GV/141・GW/144G・GW/146GW/149GWG・GW型
特徴
名前の由来は、南米に棲むヤマネコのパジェロから。
現在のパジェロにつながる高級グレード「エクシード」 は
この初代から追加されました。
乗用高級化路線の先駆けといえます。
韓国の現代自動車のグループ企業である現代精工
(現・ヒュンダイモービス)で「ギャロッパー」としてライセンス
生産もされていました。
査定相場
データなし
査定のときのアピールポイント
1990年代のRVブームの時のパジェロの売れ方は
異常でしたね。
三菱お勤めの方も、あれは奇跡だったとおっしゃって
いました。
当時、初代モデルの売れ行きが月間数百台と低迷し
2代目の開発費の工面すら厳しい状況にあったそうです。
そこに突如、空前のRVブームが起きました。
当時をご記憶の方も多くおられると思いますが、異常とも
いえる程の社会現象が巻き起こりました。
高価格なRVであるパジェロが、普及車などをごぼう抜きし
国内新車月間販売台数1位獲得という快挙を成し遂げました。
三菱社内がパニック状態になり、2代目へのフルモデルチェンジ
は必要ないという意見まで飛び出したそうです。
とはいえ現在、時代が移り、国民車の座についていたセダン
がミニバンや軽自動車にその座を譲り、中古車市場でも主要
となってしまいました。
たしかに本格的なクロカンSUVとして一定の需要はあるものの
やはりリセール価値を低く見積もる買取業者が多く、査定相場
は下降傾向にあります。
また、近年のトレンドであるクロスオーバーSUVの台頭が中古車
市場でのニーズをより小さくしてしまっているようです。
日産エクストレイル、MAZDA CX-5、スバル レヴォーグなど各社が
ラインナップを増やしています。
競争が激化し、「最新こそ最良」 という意識が一層高まる中で
パジェロは設計の古さを指摘されてしまうようです。
ただ、2012年に日産のOEM社ディグニティにフラグッシップの座を
譲ったとはいえ、純三菱の最高傑作車はやはりパジェロであり、その
走破性能や、力を入れている4WD技術はどのメーカーにも負けない
実力があります。
パジェロユーザーの多くは、そういった実力や、パジェロならという信頼、
長い付き合いだからといった愛着を大切にされているのだと思います。
どうか心強いパートナーとして、大切に、そしてタフに、末永く愛車と
付き合ってください(^^)。
ただもし、高値のうちに売却したいとお考えであれば、先ほど少し
触れさせて頂きましたが、SUVは車種ラインナップが多く、在庫数など
の関係でどうしても査定を出せないという買取業者もあります。
いくつか比較されると、期待の査定額が提示される可能性が大幅に
高まりますよ(^^)/
こちらは信頼できる安定して高額査定がでやすい大手を唯一比較できる
納得の口コミがもっとも多い一括査定サイトです。
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