ハンドル操作でクルマの寿命が変わる!
ハンドル操作が見落とされてしまう理由
クルマの寿命は日々の積み重ねで大きく変わります。
日々のちょっとした癖や操作が愛車の寿命に大きく
影響することは当然のことだと納得して頂けるはずです。
しかしながら、今回話題にするハンドル操作に関しては
ほとんどのユーザーが残念ながら見落としてしまっています。
見落としがちになってしまうにもかかわらず、じつは寿命を
左右してしまう大きな要因になります。
あまり小難しい操舵系システムの話は控えますが
現在走っているクルマのほとんどにパワーステアリングという
ハンドル操作をアシストするシステムが搭載されているので
女性が片手でも軽々とハンドル操作を行うことができます。
じつはここに落とし穴があります。
あまりにも自然に軽々と操作できてしまうので多くの方が
普段意識することすらないのです。
操舵パーツへの負担は修理費となって返ってくる
そこで、ちょっと考えてみてください。
もしパワステが付いてなかったらどうでしょうか?
重たいタイヤの向きを変えるわけですから操舵系の
パーツにはものすごい力が加わっています。
これはパワステが付いてないクルマに乗った経験がある方なら
おわかりになるのですが停まった状態でハンドルを切る
のは一苦労でものすごい力を必要としました。
※油圧式のパワステでも停まった状態からハンドルを切るとエンジンの
回転数がその瞬間落ち込みますよね(^^)。
今では聞くことはなくなってしまいましたが当時では
「止まってるときの据え切りは負荷が大きいから控えるべき。」
という認識がありました。
つまり、パワステシステムが発達し、ドライバーが軽々とハンドルを
操作できるようになったのはよいことですが、その分操舵系パーツ
が酷使され故障の原因に繋がりやすくなっているのです。
電動式のパワステはエンジンへの負担が少ないのでよりその負荷を
感じにくいですが、やはり操舵系パーツへの負担は同じです。
そして操舵系が故障してしまうと修理費が高くつくことになります。
ハンドル操作の改善は基本に戻ることで解決!
まずロックするほど目いっぱいハンドルを切るのは
控えましょう。 ウィ~ンていう異音はもうNGです(^_^;)。
そして普段片手でハンドルを握る癖がある方はちょっと注意
してみてください。
片手でも十分に操作できるほどパワステがアシストしてくれますが
概ねハンドル操作が過大になってしまう傾向に気が付くはずです。
そこでてっとり早くハンドル操作を基本に戻す方法ですが・・・
それはズバリ、教習所で習った両手で10時10分の位置です。
これだけでも日常で粗雑になってしまった操作感覚を修正できます。
「なんだ簡単だ」 と思われるかもしれませんが片手運転の癖が
ついている方はそう簡単に10時10分の位置に手はきてくれません。
意識しないとすぐに片手になってしまいますよ。
自覚のある方はぜひこの機会にハンドル操作の改善を行って
みてはいかがでしょうか?(^^)。
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